North Hollywoodでは、空き巣や「スマッシュ&グラブ(破壊して素早く持ち去る)」の被害が増えつつあり、外周防犯は結局このシンプルな問いに行き着く。
「上端に手が掛かって、数秒で乗り越えられるか?」
このプロジェクトは、その“最初の一手”を潰すことに集中した。スチールフェンスとゲートのトップライン(上端)を、連続するアンチクライム(登攀抑止)ディテレントで補強。狙いは明快で、侵入未遂の時間・リスク・難易度を引き上げる——それでいて、物件のクリーンでモダンな見た目は崩さない。

課題:フェンスの「上端」は弱点になりやすい
スチールフェンスが頑丈でも、上端が以下を提供してしまうと、侵入の起点になり得る。
- 安定した手がかり
- 引っ掛けられる滑らかなエッジ
- 体を引き上げて、そのまま乗り越えられる連続面
リスクの高い地域では、侵入者は“破壊”よりも、静かで速いルートを選びがち。だからこそ、外周の中でもレバレッジが最も効くポイント(上端)を潰す価値がある。
解決策:フェンス+ゲートを一本の「連続ライン」で
フェンスとゲートを別物として扱わず、外周全体をひとつのセキュリティシステムとして設計。トップラインを Gothic(Black) のアンチクライムディテレントで補強し、フェンスからゲートまで切れ目のない“ノーグリップゾーン”をつくった。素早い登攀を抑止しつつ、モダン外観に視覚的に整合させている。
設計の要点:
- 連続施工(スタート地点を作らない)
短い区間や隙間は「ここから登れる」を生みやすい。連続で走らせることで、その機会を減らす。 - ゲート統合(同じ戦略・同じ見え方)
ゲートは狙われやすい。ゲート上も同一ラインで揃えることで、抑止もデザインも一貫する。 - ブラック仕上げで建築と揃える
黒いプロファイルは、外装のフレーム・照明・金物などのモダン要素と相性がいい。通りからはきれいな影のラインとして読み、近づけば「登れない」が伝わる。

結果:遠目には低プロファイル、近づけば明確な抑止
仕上がった外周は、クリーンな見た目を保ちつつ、侵入者が頼る要素を消し込んだ。
- 握りどころ
- 引き上げのレバレッジ
- そのままサッと乗り越える動線
この手のアップグレードが効く理由は単純で、侵入者が最も嫌うものを増やすからです。
プロジェクト概要
- 場所: North Hollywood(Los Angeles, California)
- 範囲: スチールフェンス+ゲートのトップライン補強
- 製品: Gothic(Black)
- 目的: 被害が多いエリアでの“乗り越え”リスクを低減
- アプローチ: 連続アンチクライムラインで外周をシームレスに統一
同じようなアップグレードを検討中ですか?
もし敷地に、
- 平らで登りやすいフェンストップ
- 乗り越えられやすいゲート
- レバレッジを作れるコーナーや支柱
…があるなら、トップラインの補強は外周改善の中でも大きな効果をもたらします。