フロントゲート上端を“目立たせずに効かせる”アンチクライムアップグレード
ウェストウッドは、落ち着いた街並みと手入れの行き届いた住宅、そしてロサンゼルスの中でも際立つ安全性で知られている。ここで多くの施主が重視するのは“要塞化”ではなく、高額物件を守りながらも建築として上質で、静かで、整って見えること。
この案件の狙いもそこだった。フロントゲートのトップライン(上端)に Classic short(Black) を連続で入れ、上端の「簡単に掴めるポイント」を消す。低プロファイルのアンチクライムディテレントで、モダンな金属×木のゲートデザインにクリーンに溶け込ませた。

「安全なエリア」でも防犯を足す理由
ウェストウッドのような地域の防犯判断は、シンプルな現実に基づく。
犯罪が少ない=リスクゼロではない(特にプレミアム物件は)。
散発的な侵入は機会犯になりやすい。派手な破壊侵入よりも、侵入者が狙うのは
- 早い
- 静か
- 手間が少ない
- 目立ちにくい
ルート。そこで最もありがちな“近道”が、ゲート上端のエッジだ。掴んで、引き上げて、数秒で乗り越えられてしまう。
解決策:ゲート上端にClassic short(Black)
この施工は、ゲートの中で最も登りやすいポイント=上端を補強する。トップラインに Classic short(Black) を入れることで、見た目は変えずに“登りたくないゲート”へ変換できる。
意図は次の3つ。
- 上端の握り・引き上げのレバレッジを消す
- 工業的に見せず、プレミアムな外観を維持する
- 遠目には控えめ、近づけば明確に効いていることが伝わる

建築に“逆らわず”、建築に“合わせる”
このゲートは、温かい木の色味に、シャープなブラックフレーム、モダンな外構照明を組み合わせている。ディテレントも同じ言語で揃える——暗く、ミニマルで、直線的。だから“後付け感”ではなく、最初からそういう設計に見える。
ハイエンド住宅地の施主にとっては、このバランスが本質だ。
家の雰囲気を変えずに、効くセキュリティを足す。

結果:静かな抑止、強いメッセージ
多くの角度からは、ゲートのシルエットはクリーンなまま。だが近づけば、上端は「登るのは難しく、リスクが高い」とはっきり伝える。機会犯が嫌う“摩擦”を生むことが、抑止になる。
プロジェクト概要
- 場所: ウェストウッド(ロサンゼルス、CA)
- 物件タイプ: 個人宅
- 範囲: フロントゲート上端(トップライン)補強
- 製品: Classic short(Black)
- 目的: 上質でモダンな印象を保ったまま、乗り越えリスクを低減